VR×広告

Immersev

スマホVRコンテンツ向けの広告配信プラットフォーム
・2017年に11億円を調達
動画リワード広告の配信ネットワークとして活用
Rogers Venture PartnersのゼネラルパートナーであるSestilli氏によると、「360度動画とVRによる広告動画は、広告を最後まで視聴する人の率や、クリック率、エンゲージメント率それぞれが最高値を記録する」
 
活用事例

 

Advrty

スウェーデンの会社
VRに広告を表示するシステムのベータ版を開発中(2017年時点)
・ユーザーの視線とか動作とかをトラッキングして、最もトラフィックの多い部分に広告を出稿することが可能
Advrty brings native ads to virtual reality
 

 

vertebrae

・2015年発足
・ARVRへのネイティブ広告プラットフォーム
エンターテインメントスタジオやゲーム会社、広告代理店等の企業が自社のVRコンテンツ内に広告を挿入するためのプラットフォームとして開発
VRコンテンツや360度動画でマネタイズしたい企業にVRに適した形の広告が打てるように手助けする感じ
・社長がVRのポテンシャルに熱狂的
VRでの統合した広告媒体がないことに気づいた
・プロダクトドリブンというよりはマーケットドリブン
・2016年にシリーズAで10億円調達
・2018年には、モバイルのwebで動く(アプリ要らず)小売業者用のARプラットフォーム(Axis)を開発
・オンラインでも靴やカバンなどの商品を視覚的に試すことができる
Axis

VR広告サービス「Vertebrae」1,000万ドルを資金調達

Fundamental Startup Analysis: Vertebrae — The Native Advertising Platform for AR & VR
AR/VR agency Vertebrae launches web-based AR platform for online retailers

 

Omnivirt

・普通のウェブ記事とかに埋め込める360度動画広告の作成(スマホVR用にも使える)
・動画の前に差し込む広告もいける
ツイッター、スナップチャット、インスタグラムのストーリーで動く広告コンテンツ
・Starter(無料)、premium(毎月500ドル)、enterprise(値段は相談で)の3つのコースを用意、view数で機能を制限(制限を超えるとお金がかかる)、マックスのファイルサイズが変わるなど
Netflix、UNITED航空、COCA-COLAなども導入
・それ以外にも、VRコンテンツ用をwebに簡単に見やすく導入するためのプラットフォーム(投稿フォーマット的な?)見たいのも作ってるらしい
 
公式HP
公式YouTube
 
 

考察

 
・360度動画てどれくらい効果あるの?
・初めてインターネット広告が出てきたのは、1995年くらいでこの時日本のインターネット普及率は3%くらい、つまり日本の中でインターネットユーザーが360万人くらい
・世界中でoculus goユーザーが100万人くらい、questでユーザーが200-300万人くらいになるとして、インターネットと比べてユーザー数で言ったら広告出すにはまだ明らかに早すぎる??
・広告は人が集まるところに出してなんぼのもんなので、今VRで広告やりますって言ってもねぇって感じ、まぁ熱量高いコミュニティはありそうだからコンバージョン率は高いかも?
・メディアでの滞在時間こそが広告ビジネスの価値である。つまりユーザーの可処分時間をどうやって奪いに行くか。by hey佐藤さん
スマホの登場によって30秒とかの短い単位での可処分時間が生まれ、赤信号の待ち時間、トイレの間などでも見れるメディア、コンテンツの形になりそれに合わせて広告も変化(ドラマ→Twitter
・最終的にVR空間内で人々が過ごす時間が多くなった時にメディアはどう変化するか。時間?空間?次元?熱量?どれが一番大きな要因になるか
・その際にはHMDと人の眼との距離感が近いということからアイトラッキングを利用した広告(例えば今見ているものに近いものの広告とか)も出せる
・シュガーラッシュオンラインのポップアップ広告のイメージとか個人的に良かった

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↑コイツ

インターネット広告歴史の年表